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追悼 フク

フクが逝ってしまって、1週間が経ちました。

 

この間、フクが来た頃、

家の中で飼うようになった時、

最近の様子等、、、色々と思い出しました。

 

寂しがり屋で、食いしん坊。

優しくて、かわいい犬でした。

私がしんどい時や、お昼寝をしている時は、

そっと、枕元にいてくれました。

 

逝ってしまう前日に、

フクをだっこして、なでてやりました。

しばらくしたら、

ぐ〜ぐ〜、いびきをかいて、寝始めました。

ベットに寝かせたら、

しんどいのを忘れた様な、かわいい顔で寝ていました。

 

 

今年の春の頃からでしょうか、

食欲がなくなったり、散歩に行きたがらない日があったり、

今年の冬は乗り切れるかな〜と思うくらい、

徐々に弱ってきていて、

何となくしんどそうでした。

 

 

少し前に、野良猫がひっくり返した生ゴミを食べた事が、

大きなダメージになった様ですが、 

ある意味、長い間しんどい思いをするのは、かわいそうなので、

人間はさみしいけれど、

フクにとっては、これでよかったのかなとも思います。

 

 

フクは、迷い犬で我が家にやってきました。

2年半くらい一緒に過ごしました。

 

最初の頃は、吠えまくりで、困った子だったのですが、

最近は、吠え癖もおさまり、

意思疎通が、十分取れるようになって、

お互い、快適に過ごせるようになっていたと思います。

 

 

私にとっては、しんどい時期を

側にいてくれた犬だから、

特別な「相棒」でした。

 

フクがいるだけで、気持ちが楽になったり、

なでるとホッとしたり、

毎日、散歩に行くことで、

体力をつけたりすることができました。

 

 

今思い出せば、フクが来る直前のお正月、

初詣に行った帰りに、

私は「犬が欲しい」、母は「今はいらない」と

言い合いになりました。

 

そして、それから少し経った2月末、なんと、

フクが物置に住み着いたんです。

それは、父が「ある事」が終われば、また犬を飼ってもいいかなと

話していた、まさにその「ある事」が終わったその日でした。

 

警察に届けたけれど、飼い主が現れないので、

家で飼う事になりました。

こんな山の中だし、捨てられたのかなぁ〜

もしかして猟犬のはぐれかな〜と話していました。

 

 

フクは、やっと最後の頃に、

お留守番でも落ち着いていられるようになり、

「何があっても、もう捨てられない」という気持ちになれたのかな〜

と思いました。

 

また、家族がけんかをすると、家の隅で隠れて、ブルブル震えていました。

前の飼い主さんの時に、大変な思いをしたのかもしれませんね。

 

きっと、心に深い傷がついていたんですよね。本当にかわいそうでした。

 

 

夢かまぼろしのように、フクはいなくなってしまいました。

今は、フクがいないことがすごくさみしいですが、

何とか、乗り越えなければいけません。

この2年半の間、色々あったけれど、本当に楽しかったです。

 

フクちゃんに助けてもらって、

今まで過ごして来れた事を感謝しつつ、

前より少し長い時間、出かけたりもできるようになるかな。。。

と前向きに進んで行かねばならないですね。

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コメント: 2
  • #1

    ヒヨコ (日曜日, 13 11月 2011 23:44)

    たくさんの写真。フクちゃんがご家族として
    愛されていたことがとてもよくわかります。
    亡くなったなんて、びっくりで、私も残念です。
    いつか遊びにいけたときに、会えたらなと
    思っていたので。
    しばらくはとても寂しいと思うけれど・・・
    すこしずつ、気持ちがもちなおしてくれることを
    願ってるよ。

  • #2

    kokoko0621 (月曜日, 14 11月 2011 20:12)

    ありがとう。ヒヨコさんや旦那さんに、フクと会ってもらいたかったなぁ。
    今は、本当にさみしいけれど、だいぶ具合が悪くなってから、
    普段は「ダメ」と言われている事を、うれしそうに、
    沢山やって、逝ったから、満足していたのかも。。。
    その時は「いいでしょ」って言う目で見るから、何も言えなかったよ。
    フクのことを、みんな大好きやったなぁと今改めて思うよ。