昨日、内藤先生の展覧会に行ってきました。
内藤先生は、染織の先生です。
京都芸大を退官されるので、その記念展でした。
父の知り合いで、家族ぐるみの付き合いなので、
いつもは「内藤さんのおっちゃん」なんですが、
この日は、「先生の顔」を垣間見ました。
新作では、型染めの六枚続きの大作を作っておられ、
全体を通して見れたのは、ギャラリーに運んだ時だとか。
特に薄い色は、隣どおし、そして6枚全体の色を合わせるのが、
大変だったとおっしゃっていました。
「努力をみせず、作家は、さらっと作品を発表しているけど、裏にはすごい努力が隠されているんやよ」
とおっしゃっていました。
その説明をされている表情は、
いつものにこにこした、内藤先生ではなく、
厳しい顔をされていました。
すごい迫力の作品を拝見して、
いいお話も聞けた素敵な時間でした。
内藤英治退任記念展
2012 年1 月6 日(金)-15 日(日)
11:00-19:00(最終入館18:45 まで)
主催:京都市立芸術大学
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA1
入場無料
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ヒヨコ (火曜日, 10 1月 2012 18:27)
退官の記念展があるのって、芸大ならではだね。
ご家族ぐるみのお付き合いがあるのも、素敵。
昨年から、いろんな美術展をもっと見てみたい!と
思うようになっているので、とってもうらやましいです。
kokoko0621 (火曜日, 10 1月 2012 20:58)
>ヒヨコさん
若い頃からの作品がずらっと並んでいて、すごいなぁとみていたよ。
父と内藤先生は、「これからも頑張るぞ!」みたいなことを
言ってはったよ。
いろんな人の個展とか、見に行くと楽しいよね〜。
職業柄、父や弟はギャラリー周りとかしてはるけど、
私は1つか2つで十分やなぁと思うわ。